IT企業に就職しようと思い企業研究を始めたら種類が多すぎて、よく分からない人も多いと思います。
そこでよく目にする業界分布がこの4つ
- 「インターネット業界・Web業界」
- 「情報処理サービス業界」
- 「ソフトウェア業界」
- 「ハードウェア業界」
さらにこの中でベンチャー企業、上場企業と分かれます。
しかし、この4つの分け方は大まかすぎて全然意味がありません。曖昧なまま内定を頂いても、あなたが実際に入社した時にイメージと違うなんてことも。
僕が就活生の時はIT業界に絞っていたものの、軸がブレブレだったので下記に書いてある業種を全部受けていました。今考えるととても非効率なことをしていたと思います。まぁそのお陰で今記事が書けているんですが・・・!
企業研究は早いに越したことはありません。早いうちに入りたい業界を決める事で自然と目標ができちゃいます。
あなたが入りたい企業は分布のどこにあたるのか、しっかり業界研究をしてから就職活動を始める事でスムーズに内定をゲットしましょう!
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第二回目はWeb系編です。
- システムエンジニアを目指している人
- 就職活動でIT企業に絞っているけど、そこから絞り込めていない人
- IT業界の大まかな業界分布は知っているけど、もっと詳しく知りたい人
目次
Web系とは?
Web系とは主に「Webブラウザを介して利用するサービス、アプリケーション」を設計、開発、運用・保守までおこなっている企業を指します。
FacebookやTwitterなどのSNSを始め、Web上では新たなシステム機能が年々増えており、それに伴いWebエンジニアの採用ニーズも高まっています。
大手:Google,Yahoo,DeNA,クックパッド,LINEなど
皆さんが日々使っているような企業が多いので実感は湧きやすいですね。
よってビジネスモデルはBtoCの企業が多いです!
BtoC・・・企業対個人への販売
Web系企業のメリット・デメリット
Web系で働くうえで仕事面でのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・エンジニアでも企画、マーケティングに携われる
Web系の仕事はエンジニア、デザイナー、企画部が一体となってプロジェクトを動かしていきます。ミーティングを行う上でエンジニアも意見を積極的に出し、皆で開発していくため結果的に企画、マーケティングに携われます。
他のIT業界に比べて、チャレンジ精神や自発力が求められるでしょう。あなたの能力が評価され成功すれば大幅にお給料アップする企業も多いです。
・新しいツール・技術をどんどん使える
Web業界(特にベンチャー)の人は便利なツールを積極的に採用します。
またPCも含め周辺機器も自分の好きなものを使える企業が多いです。エンジニアが一番仕事しやすい環境で、自由にどうぞっ的なスタンスです。
・比較的高給で待遇が良い
比較的に、お給料がいいです。平均年収は500~600万円と言われています。
待遇も素晴らしく、会社も都心に多いです。家賃補助が付くので若いうちから渋谷などのお洒落タウンに住めます。
優秀な成績をあげると、表彰され、お給料UPに繋がるような企業も珍しくありません。
ただ、Web系には年棒制の企業もあるので要チェックです!
デメリット
・サイクルが早いので、時代に取り残されない気持ちが必要
せっかく勉強した内容も数か月後には使っていないことが有ります。
技術もどんどん最新技術が出てくるのでその都度勉強が必要です。勉強が嫌いで、ものづくりを楽しめない人は厳しいでしょう。
・技術力=お給料に直結する
Web系は担当できる範囲でお給料が大きく変わってきます。優秀な人は他の人と比べ2,3倍違うなんてことも・・・。
若いころから裁量の大きいプロジェクトに配属されるケースもあり、その都度大きな壁にぶち当たることでしょう。その環境をチャンスと捉えられない人はWebエンジニアは考え直しましょう。
Web系企業を技術面で選ぶコツ
では、数あるWeb系企業を選ぶうえで何を重要視すればよいでしょうか?
基本給や福利厚生はもちろんですが、エンジニアとしては自分の技術の幅を広げることも大切です。
自分の伸ばしたいスキルがその企業で得られるかどうかをよく研究してください。
募集要項の「募集職種」に要注意!
Webエンジニアの特徴の1つとして、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2つに分けることができます。募集要項に2つに分けて募集している場合と、Webエンジニアとしてまとめて募集している場合があります。
フロントエンド、バックエンドとは
簡単にいえば、ユーザーなどと直接やり取りをする要素のことをフロントエンド、フロントエンドの入力データや指示をもとに、処理を行って結果を出力したり、記録媒体に保存したりする処理をバックエンドといいます。
仕事内容が大きく変わってくるので、あなたが得意としている分野の募集なのか、詳しく知りたい場合は会社説明会で質問してみましょう。
案件がどこから発生しているのかを気にする
メリットの紹介の時に、エンジニアでも企画・マーケティングに携われると書きましたが、必ずしもそうではありません。案件(プロジェクト)がどのように発生しているのかで変わってきます。
- 企画部が「このアプリを作りたい!」と発案してスタートアップするケース
- CTO(最高技術責任者)が総会などから案件を持ってくるケース
- 株主の意見や企業提携している会社からの依頼でスタートアップするケース
- サービスを利用しているお客様の声から改修するケース
などがあります。
あなたがより自由に、企画などに携わりながら仕事をしたいなら1番のような企業をお勧めします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Web系は働き方が自由で高給な分、高いスキルを求められます。
Web系の面接では技術面での質問が多く、常に即戦力を求めています。中途採用が多い理由も即戦力が欲しいからです。
技術力に不安があるけどWeb系に就職したい!という人はプログラミングスクールでの学習をお勧めします。プログラミングスクールは主にWeb系で使えるスキルを教えているところがほとんどです。
また、学業以外で作った成果物を聞かれることが多いので、そのアピールにも使えるので一石二鳥です。Web系の技術を教えてくれるプログラミングスクールを4つ厳選しました!
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