IT企業に就職しようと思い企業研究を始めたら種類が多すぎて、よく分からない人も多いと思います。
そこでよく目にする業界分布がこの4つ
- 「インターネット業界・Web業界」
- 「情報処理サービス業界」
- 「ソフトウェア業界」
- 「ハードウェア業界」
さらにこの中でベンチャー企業、上場企業と分かれます。
しかし、この4つの分け方は大まかすぎて全然意味がありません。曖昧なまま内定を頂いても、あなたが実際に入社した時にイメージと違うなんてことも。
僕が就活生の時はIT業界に絞っていたものの、軸がブレブレだったので下記に書いてある業種を全部受けていました。今考えるととても非効率なことをしていたと思います。まぁそのお陰で今記事が書けているんですが・・・!
企業研究は早いに越したことはありません。早いうちに入りたい業界を決める事で自然と目標ができちゃいます。
あなたが入りたい企業は分布のどこにあたるのか、しっかり業界研究をしてから就職活動を始める事でスムーズに内定をゲットしましょう!
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第五回目は外資編です。
- システムエンジニアを目指している人
- 就職活動でIT企業に絞っているけど、そこから絞り込めていない人
- IT業界の大まかな業界分布は知っているけど、もっと詳しく知りたい人
目次
外資系IT企業とは?
そもそも「外資系企業」とはなんでしょうか。実は、これに関しての明確な定義はありません。
「海外の投資家(海外企業)が国内企業の株式を所有しているかどうか」とされていますが、具体的なパーセンテージは決まっていないため、とても曖昧なのです。
例えばソニーは(2016年の3月末時点で)50%以上が海外資本となっています。しかしソニーを外資系企業だと言う人はあまりいませんよね。
この記事での外資系企業(外資)は、「外資系株主の所有物であること」を指します。
具体的に、どのような業種の外資系IT企業があるのか見ていきましょう。
外資ベンダー
外資ベンダーは、自社製品・サービスを持っている企業群です。基本的に日本では開発機能は持たず、本国で開発した製品・サービスを日本市場に販売していく機能を持っています。
大手:日本マイクロソフト、日本ヒューレットパッカード、日本IBM、など
外資WEB系
外資系IT業界の中でも、ここ数年特に人気が高いのがWeb系の企業です。皆さんが普段一番目にしているサービスかもしれません。
スマートフォンアプリの開発やクラウドサービスの提供など、IT業界でも最もトレンドの変化や技術の進歩が目覚ましい業種です。最新技術を身につけ、世の中に広く使われるサービスを創っていきたい方にオススメです。
大手:Google、Amazon、Facebook、Twitter、など
外資コンサルティングファーム
ITコンサルティング企業とは、企業の経営課題や業務課題に対して最も適したITサービスを提供し、導入の支援・運用までをサポートする企業です。
ITに関する幅広く深い知見を持ち、課題を正確に把握し、打ち手を提案することができる領域となります。経営・業務とITの両方のスキルを身に着けていきたい方にオススメです。
大手:アクセンチュア、デロイトトーマツコンサルティング、プライスウォーターハウスクーパース、日本IBM、など
外資系IT企業のメリット・デメリット
外資系IT企業で働くうえで仕事面でのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・最新技術を習得できる
IT業界は、技術の進歩が非常に早く、新しいテクノロジーがどんどん開発されています。最近では「IoT、ビッグデータ、AI(人工知能)、クラウド」など、皆さんよく聞く言葉ではないでしょうか。
この様な最新テクノロジーの殆どは、技術的に数年先をいく米国系の企業で多く生み出される傾向にあり、外資系IT企業へ転職することで、日系企業では触れることのできない世界最先端の技術に触れられる可能性が高まると言えるでしょう。
・高収入
ITはもはや社会と切っても切り離せないものです。当然、社会的に求められているため、IT業界は常に途切れることなく人材募集を行っています。その中でも、外資ITの報酬体系も高いものとなります。アメリカでは、新卒で年収1000万円を超える提示をする企業も多数存在します。
デメリット
・安定していない
外資系に共通する成果主義があるのは確かです。日本のような年功序列はほとんど無く、スキル=給料に直結しています。成果主義が苦手な人にはデメリットと言えるでしょう。
・キャッチアップが大変
外資系も含めてIT業界のトレンドの移り変わりは非常に激しく、5年もすれば業界全体が大きく変わってしまいます。
例えば、ひと昔前はIBMやマイクロソフトが外資系IT業界でも圧倒的な人気を誇っていましたが、現在ではグーグルやアマゾンなどが人気企業となり、既にIT業界の新旧人気企業は大きく入れ替わっています。箱モノのITではなく、サービスとITをどう組み合わせて顧客に提供していくかという流れに変化していっている状況です。数年後にはまた現在の状況も大きく変わっているはずです。
どのような技術・分野が今後より需要が期待でき、成長産業となりそうなのかをしっかりと見極め、そのうえで必要とされるスキル・技術を継続的に磨いていくことが重要となります。
外資系IT企業を技術面で選ぶコツ
では、数ある外資系IT企業を選ぶうえで何を重要視すればよいでしょうか?
基本給や福利厚生はもちろんですが、エンジニアとしては自分の技術の幅を広げることも大切です。
自分の伸ばしたいスキルがその企業で得られるかどうかをよく研究してください。
企業のビジネスモデルを理解する
1.1外資系IT企業とは?でも説明した通り、大きく外資系と分けても業態は企業によって変わってきます。
外資ベンダー企業に就職したい人は以前記事として書いた、この記事を参考に業態の理解度を深めてみてください。
外資Web系企業に就職したい人は以前記事として書いた、この記事を参考に業態の理解度を深めてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?最新テクノロジーの殆どは、技術的に数年先をいく米国系の企業で多く生み出される傾向にあり、外資系企業でエンジニアとして働くには最新の技術力も必要になります。
技術力に不安があるけど外資系IT企業に就職したい!という人はプログラミングスクールでの学習をお勧めします。
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また、学業以外で作った成果物を聞かれることが多いので、そのアピールにも使えるので一石二鳥です。
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